冬どりタマネギセット球作り
今年も冬どりタマネギをチャレンジしますので、まずはセット球作りから。
品種は、もちろん専用品種の「シャルム」。この品種は今年で3年目です。
タマネギ栽培は「品種に勝る技術なし」と、どこかの書籍に書かれておりましたが、まさにその通りだと実感しています。
今回はシャルムを8ml蒔きましたが、畝のスペースが余りましたので、ダイソーで買った「極早生丸」1ml×2袋もついでに蒔いてみました。こちらは期待せずにどうなるか様子を見たいと思います。
全部で10mlも蒔いたので、うまく育てば400個は確保できます^^
本日播種した種は、2.5~3cmのセット球に仕上げて5月中旬頃に収穫して乾燥保管、8月※になったら冷蔵庫で冷温処理をした後に再度畑に植え付けるという栽培方法です。(※植え付け適期は地域によって異なる?)
通常の「秋まき栽培」よりも手間がかかるように見えますが、決してそんなことはありません。セット球作りと秋まきの苗作りは手間としては同等ですし、掘り上げたセット球はザルに入れて庭に放置しておけば良い。その際に葉と根を落とすのは少々手間ですが、その後の苗の定植から収穫までの期間がたったの3か月という短さ故に空いた畝で別の野菜を育てる事ができます。そして通常では手に入りにくい冬の時期に新鮮な新玉が収穫できる点が最も大きなメリットでしょう。
セット球の播種は今月末までが蒔き時です。今からでも十分間に合いますのでチャレンジされる方は是非どうぞ~^^
▼播種後はトンネル
溝播種後、薄く土を被せてその上にモミガラをかけて、たっぷり潅水してからトンネルしました。このまま放置しておくだけで、今月末には揃って発芽しているはずです。ちなみにトンネルは4月中旬までの予定。
▼超極早生タマネギ「春いちばん」
一方、こちらは今月末に収穫予定の「春いちばん」
先週、トンネルを外してみましたが、季節外れの寒気の影響か今一つ元気の無い様子です。まあそれでも玉肥大は着々と進んでいますのでそんなに心配する程では無いでしょう。
一番大きそうな玉の直径を測ってみました。まだ6.5cmしかありませんが、1週間で0.5cmずつ肥大している様子ですので、月末には8cmかなと思います。8cmあればちょうどよい取り頃ですね。
▼季節外れに植えてみたイチゴ苗
通常、イチゴの定植は10月頃だと思うのですが、先月近所の園芸センターで売れ残りの苗が50円セールで売られていたので1畝分確保し季節外れの定植を試みました。随分と長い期間売れ残った品のために既に葉が紅葉しておりましたが、なんとか新しい葉が出始めました。季節外れの定植なので通常栽培のような収穫は期待できませんが、どうなるか見守っていきます。
ちなみに品種は、「カレンベリー」「おいCベリー」「ドルチェベリー」「らくなりイチゴ」「蜜香」「夏姫」「桃娘」「純ベリー2」「アイベリー」「桃薫」の10種類。色々な品種を買ったので食べ比べも楽しみのひとつ。
▼コスレタス定植後2週間経過
寒さに葉が少しやられ気味ですが、しっかり根付いてくれたようで、植えた時よりもかなり大きくなっています。この時期に植えたのは初めてでしたので少し心配していましたが、まずまずの生長に一安心。
▼失敗~「トウモロコシ」
一方こちらは大失敗。2年前に作付けしたときはうまくいったのに、今回は大失敗です。先週までは大丈夫でしたが、今週の寒気でほとんどの葉が枯れ気味です。
2年前は透明マルチと透明ポリトンネル(0.5mm)の組み合わせでしたが、
今年はグリーンマルチと不織布+透明ポリトンネル(0.3mm)の組み合わせ。
熱を保管するという観点では、2段階劣る構成としてしまったことが敗因かな。
①不織布は透過率90%(10%の熱損失)、②不織布は空気を通す(熱保管能力ほぼ無し)、③グリーンマルチは透明マルチより透過率が劣る(数%の熱損失)。
ちょっと甘く見すぎていたようです。この時期はまだ夜間はかなり冷えますので、出来る限りの熱を昼間に貯め込んでおかなければなりません。
やはり、ここは苗の作り直しを行うことがベストの選択かな?
▼苗作り用簡易温室
今現在育てているのはトマトだけ。十分スペースにゆとりがありますので、トウモロコシ播種も可能です。(次の予定は2週間後にカボチャ播種)
ちなみにトマトは庭植用として2月23日に播種したもの。ポンテローザだけ種を2個入れてしまったみたい…^^;
▼今季のカボチャ栽培予定品種
あと2週間経ったら播種する予定の種です。
今年はすくなカボチャにしようと思っていましたが、気が変わりこの品種を育ててみることにしました。見た目はすくなカボチャに似てますが、長さが短く、果が小さい分、実がたくさん着果する品種のようです。