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Channel: 家庭菜園 趣味のメロン栽培
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8/13 収穫したメロンの感想

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8月2日に収穫したメロンをようやく全種類口にすることができましたので、
簡単に感想を記します。

1.エテルナ
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  この糖度を見てもらえばわかるように、、、いや糖度じゃわからないか。
  下の果肉の写真を見てもらえばわかるように、、、いや写真じゃ
  判別できないか、、、つまり、栽培失敗しました。
  収穫する1週間前に蔓が萎れて復活しなくなったので仕方ない感じです。
  同じ畝の妃は未だ健在ですが、エテルナは植えた2株が同時に萎れて
  収穫時には2株ともに枯れていました。理由はいまひとつわかっていませんが、
  育てにくい品種という印象を持ちました。
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果肉は残念ながらメルティング質には程遠い状態でイマイチでした。
  久々の緑肉アールス系の栽培ということで期待していたのですが、
  失敗したので本来の味を出すことが出来ず残念。。。


2.パンナ
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パンナは毎年育てていて気に入っている品種です。
  育てやすく病気が出にくくそこそこ糖度も乗ってくれて美味しいから。
  今回は、2株育てて3個収穫し、Brix10.0%、11.0%、12.5%でした。
  1株1個を収穫したものが一番糖度が高く、2個実を着けたのは分散されて
  糖度が低かったです。全体的に例年と比較してやや低目かな。(昨年は13%)
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それでも、果肉はメルティング質で食べると美味しいんですよね。
  Brix10.0%だったのも、同様に美味しかったです。
  パンナは毎年育てていますが、育てやすくハズレなしの印象です。
  ただし、ネットメロン特有の果肉の筋っぽさはあります。
  アールスのように果肉滑らかで更に香りも加わると言う事ないのでしょうが、
  所詮ネットメロンですので。


3.黄美香
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これは驚いた。名古屋地区でもこんな数字が出るんだ。
  収穫した2個ともにBrix16.2%。
  さすが、黄皮系メロンといったところかな。

  通常のネットメロンでこの糖度を出すのは名古屋地区での露地家庭菜園では
  普通は無理です。その理由は、温度差が足りない&夜温が高いから。

  種苗会社のカタログに「糖度15以上」とか載っていても、12を超えれば
  十分成功だと思っている。実際この地区で露地で普通に栽培しても、
  カタログ通りの糖度に上がる事はほぼ無いから。

  糖度が上がるのは昼間に葉に蓄えられた養分が夜間に果実に転流するから
  なんだけど夜温が高く温度差が得られないと、まともに転流できないと
  思っている。
  まあ、このあたりも品種によって大なり小なり違いというか特性があるんだ
  けど、例えばローラン<パンナ<レイミといった感じに特性の違いがあったり
  しますが、ここまで顕著に大きな違いが出る品種はありませんでした。

  黄皮系は盛夏で夜温が高くても大丈夫(難なく糖度が上がる)というのを本で
  読んだことがあり、以前から気になっていた存在でした。
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しかし、変わった色だな~。
  一応、10日程追熟してメルティング質の果肉になったけど、
  どうも後味がパンチが足りない。香りはそれなりに良いし、甘いんだけど、
  ピリピリくるような甘さではなく、まるでハチミツみたい。
  後味すっきりもそれはそれでいいんだけど、物足りなさを感じます。
  このあたりは好みの問題なんだろうな。。。

  黄皮系メロンは、今回育てた黄美香以外では、ユウカ、エリカの
  2つしか知らない。随分と数の少ない新しい系統なんですよね。
  来年はエリカにも挑戦してみようかな。
  ちなみに黄美香も気に入ったので、種を採取し保管しました^^


4.オルフェ
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表皮が固い品種のため、随分と日持ちするようで追熟に11日かかりました。
  Brix13.1%。割と糖度の出やすいネットメロンのようです。
  あと1週間、木上にぶら下げていたらもう少しは上がったかも。
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果肉は普通のネットメロンといった感じで舌や喉がピリピリ来る感じも
  割と好みです。大きいので食べ応えもあり、8分の1カットです。
  「育てやすい・でかくなる・美味しい」ということで、
  これまではパンナ押しでしたが、これからはオルフェ押しになりそう^^;

  <8/15追記>オルフェ2個目はBrix14.0%。多汁で美味しい♪



8/31 メロン栽培終了~♪

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今年のメロン栽培は、これで終了~♪

ついにメロンが枯れ始めました。枯れる時は、一気に来ますね^^;

末成りメロン収穫予定が、この枯れで1週間早まりましたが、
それなりに水切りも始めていたし、盛夏の収穫なので多少早くても
熟度が早まっている筈なので、糖度が乗ってくれていることを期待しています。
普通は1週間早いと全然駄目なことが多いけど、
果実にも収穫を知らせるサインがそれなりに出ていたので多分大丈夫(だろう)。


▼収穫したメロン
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末成りメロンは、オルフェ2個と黄美香2個です。

着果したのが7月10日頃で、
日数でいえば51日、積算温度で言えば1410℃となります。
どちらも参考値程度としかならないのが辛い所。
メロンの収穫適期判断は難しいです。

今年の最大果は、今回収穫したオルフェ(3.1kg)でした。
黄美香も、2.1kg、2.2kgとなかなかのサイズです。
やはり7月に入ってから着果した玉は大きくなりますね。

黄美香は前回Brix16%だったし、オルフェもBrix14%だったので、
期待しながら追熟してみます♪
末成りだから、ほんとは期待しちゃだめなんだけどね(汗)


▼種蒔きをやり直したニンジン
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前回、種蒔きしたニンジンは発芽しませんでした(汗)
写真のニンジンは、菜園仲間に教えを乞うてやり直したニンジンです。

わたしの不味かったやり方とは大違いで見事に発芽しました♪

どうやらポイントは鎮圧。これがやれていなかった(適当だった)のが主原因。
今後、私が直さなければいけない点を記録しておきます
1.畝上部は丁寧に平らに均する。
2.蒔き溝は、角材で鎮圧して同じ深さの溝を作る。
 (支柱で蒔き溝を作ろうとすると、しなるので向いていない)
3.種を蒔いて土を薄く被せたら、角材でしっかり鎮圧する。
4.もみ殻をかけて、水をやって土を落ち着かせる。
5.発芽するまで不織布をべた掛けして乾燥を防ぐ。


しかし、最近は雨が多いですね。お盆頃からずーっと雨ばかりです。
この天候不順の影響で、畝が湿り過ぎてぐちょぐちょになってしまい、
シャルムのセット球や秋ジャガ種芋が腐ってしまったところも出ています。
秋ジャガはまだ十分やり直せますが、シャルムは今からやり直しては
ちょっと厳しいです。
まーなるようになるか~


2014年度メロン栽培まとめ(記録)

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今年は上の表にある品種を合計10株育て上記結果となりました。
やはり、水が使える畑はいいですね。
水のある環境のおかげで、週末菜園家の私でも美味しいネットメロンを畑でも作ることができました。週1回のお世話でも、満足いく結果が得られてラッキーでした。


どんな栽培をしていたのかダイジェストで記録しておきます。

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まずは畝ですが、40cmの高畝にして周囲に排水溝を掘りました。
メロンは酸素要求度が最も高い部類の野菜ですので当然の配慮です。
植え付けは春先のまだ若干朝晩冷え込む時期なので地温を上げるためには透明マルチ必須(草が生えるのを嫌い、私はグリーンマルチを使用)とし、地温20℃以上を確保してからの定植です。
メロン栽培に限った話ではありませんが、良い生長をさせるには、健全な根を生育させることがすべてといっても過言ではないと思っていますので、素人ながらも根の環境にはかなり気を使って準備を怠らないように進めました。
ちなみに畝面積は1株につき0.5㎡となるように定植数と畝幅を決めています。
肥料は牛糞堆肥をたっぷり+苦土石灰でph6~7程度となるようにしただけ。
(追肥はしません)


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次に雨除け環境の整備です。メロンは雨に長時間当ててしまうとすぐに病気が出てしまいます。イボ支柱とトンネル支柱を組み合わせて畝を完全に覆うように屋根を設置し、横も透明マルチシートで囲いました。(写真は施行途中で側面は半分しか囲ってませんが最終的には全面囲っています)また、平日は換気しに来ることができないため、横と天井のシートは隙間を設けて換気しています。
こんな部材を使った施行でも、意外にも台風に耐えて無事でした^^


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お次は潅水について。「メロン栽培は水の駆け引き」といわれており、生育ステージに合わせて適切な土壌水分とすることが、根の環境を整えることにも繋がり、結果として良い生育をさせることが可能となります。
超高畝+雨除けなので、雨による潅水はできません。
農業用水の水圧を利用して、潅水チューブと潅水タイマーを使って目的の土壌水分となるようにセッティングして育てていました。この機器がなければ週末菜園家の私ではメロンを育てることは不可能だったと思います。


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土壌水分は、最初の内は7年前に購入したメロン用テンションメーターを修理して使っていましたが、また壊れて測れなくなったので、上写真の安価な水分計(SATO 簡易型土壌作用酸度計 水分計付 No.1204-10)で代用しました。測定値はPF値じゃないので、過去の栽培経験とメロンの育ち具合から判断して、来年用にPF値に代わる基準値もメモしましたので、来年からはそのデータを参考に土壌水分を整える予定です。

そのデータがこちらです。
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そんな苦労が実って、こんな感じにメロンが無事に育ちました♪


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今年の栽培では過去最高記録続出で、3.1kgの食べ応えのあるメロンや、とても甘い糖度16以上のメロンも作る事が出来ました。

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黄皮ネット系メロンは今年初めて育てましたが、名古屋の夏でもBrix16%超えとなったのには感動です。(これまでの最高記録はBrix15.0%だった)

そんな今年の経験を踏まえつつ、来年は更に高糖度のメロンを作ってやろうと計画しています。(8/2収穫の黄美香は、収穫がやや早すぎたにも関わらずBrix16.2%だったので、更なる高糖度の手応えは持っています)

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そんな訳で、来年は黄皮ネット系メロンの品種を増やします。
  ●黄美香(黄皮ネット系メロン)
  ●エリカ(Q-15)メロン立体用(黄皮ネット系メロン)
  ●オルフェ(ネット系メロン)

来年はこの3品種をメインで栽培する予定とします♪

9/29 菜園の秋冬野菜と庭のイチゴ

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安納芋の収穫♪

先週、試し掘りしたところ、まずまずの出来栄えだったので2畝栽培している安納芋を半分だけ収穫してみました。写真のように焼き芋に最適なサイズがそこそこ採れましたが収穫量は今一歩でした^^;
残りはもう少し肥大させるつもりなので、10月中旬頃に収穫予定。

▼収穫後は早速耕してネギ畝に…。
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冬の鍋にはネギは欠かせません。
しかし、植え付けが遅い気がするので間に合わない?


▼極早生タマネギ植え付け
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こちらは少し植え付けが早いかな?
品種は秘密。。。


▼ほうれん草が発芽しました♪
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人参播種で教わった鎮圧を、ホウレンソウ播種時に応用してみました。
今までまともに揃ったことが無い芽が、そこそこ綺麗に揃ってくれたのには驚き。
鎮圧って大事なんですね。
今回は、「寒味」という縮み法蓮草を初めて育ててみます。


▼ダイコン
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▼キャベツ
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▼ハクサイ
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秋冬野菜お決まりの定番もボチボチ育っています。
自家用なのでこのぐらいの数で十分。


▼秋ジャガ
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今年は植え付けてから1ヶ月ほど雨が続いた(異常気象)ので、種芋の4割ほどが腐ってしまい芽が出ませんでした。腐らずに生き残った種芋はいい感じに育っています。


▼冬どりシャルム
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こちらも9月の雨続きで腐ってしまったのが多く、ほとんど植え替えしています。
やり直しした分だけ遅れが出てしまい、冬どりがピンチかも(汗)
先週追肥してから、少しは元気になってきたみたいなので、12月までには7cmはいくだろうと思っていますがどうなるかな~?



▼品種Aという秘密のイチゴ苗を発見!
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某、農家の店で、品種名を明かすことができないと書かれた苗を発見しました。
「品種A」ということは、「あ」から始まる名称で「とても甘~い」とくれば、
あまおう以外に考えられないので1株ゲット。


来年は、庭でイチゴ狩りをしてみようと思い立ち、他にも幾つか苗を買ってきて植えてみました。
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冬は日当たりゼロとなる我が家の庭で、無事に冬を越せるのか?
ちょっと心配ですが、あまおうを収穫できるよう頑張ります。
本当にあまおうなのかな?(汗)

14/10/25 サツマイモ収穫、シャルムの様子など

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残りの安納芋も収穫しました

畑に残っていた安納芋をすべて掘り上げ、これでサツマイモは終了です。
安納芋は、丸っこいイメージだったのですが、焼き芋にちょうど良いサイズがごろごろ取れました。
既に収穫したものを先日焼き芋にしましたが、中には筋が多くて食べずらい物もあり、割と高畝にしたつもりだったけど、まだ高さが足りなかった様子です。
水捌けの悪い畑のため、来年はきっちり対策しようと思います。


▼ホウレンソウ「寒味
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若干、欠株がありますが、割と揃って生育してくれました。
でも、虫食いが少し出てきてるのが気になります。。。
ホウレンソウは虫が付きにくいイメージでしたが、来年は防虫ネットが必要かな?


▼ニンジン「ちはま五寸」
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2回目の間引き、土寄せ・追肥も終え、あとは太るのを待つだけです。
五寸ニンジンは、タネまき後110~130日を目安に収穫との事ですので、
収穫は12月中旬頃の予定。


▼冬どりタマネギ「シャルム」
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今年は出来が悪いです。
朝晩すっかり寒くなりましたので、そろそろ遮光は不要かなと思い、ネットは本日外しました。
冬どりタマネギは、春タマネギとは真逆の考え方で育てる必要があります。
春タマネギは保温が有効ですが、冬どりタマネギは温度を下げる操作が必要です。

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今年もこの地域での結球開始の温度及び日長条件は9月下旬に訪れました。
結球開始条件が来た時点での葉数と葉の長さでその後の生育が決まります。
つまり、植え付けてからの2ヶ月が勝負という訳です。
私はその勝負に破れました。
丁度結球開始時期が前回の記事に載せた写真です。
あの葉数と葉の長さでは、小さな玉にしかなりません。
一応は玉になっていますが、昨年とは雲泥の差。
それでも、当初の予想よりは大きくなりそうで、今現在直径6cmあります。


▼来年こそはイチゴを・・・
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前シーズンは9割引きの苗を2月に見つけて植えたため、根が張る前に収穫時期が来てしまい、ほとんど口に入れることができませんでした。2月定植はやはりそんな所かなと思います。しかも、潅水不足で枯らしてしまい、苗作りもできず大失敗。

今シーズンは、定植適期での植え付けです。
来年こそはイチゴ好きの娘達にたらふく食わせたいと思います。

慣例では、イチゴの定植時にはマルチは行わないそうですが、それは間違いだとの説もあります。なんでも、最初からマルチをすると上根になるので根量が減るとかいわれているそうです。
逆に、最初からマルチした場合、表層にも水分が保持できるので、通常の根に加えて上根も増えるから、根量トータルとしては多くなり、結果として収量が増えるのだとも言われています。
私は後者の説を推奨して定植前マルチングにしてみました。
あとは、農家並みの40cm高畝にして、潅水チューブも仕込んでおきました。
イチゴは根量=収量とも言われています。
これだけ高畝にすれば、その分、根量も増えてくれるはず。
それから、イチゴも雨に当たると病気が出やすいらしいので、鳥除けも兼ねて雨除けを設置してみました。
寒くなってきたら、サイドにもビニル被覆してみようかなと思っています。

14/11/30 シャルム初収穫など

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今年のシャルムは出来が悪い…

植え付け後にセット球を半分腐らせる失態。その失敗が尾を引いてしまいました。
出来が悪いと言っても、それなりには収穫できました。
しかし、4cmぐらいの小さな玉が結構な数あります。
一番大きいので9.5cm。それぐらいのがゴロゴロ取れるといいんだけどね。

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この時期に収穫する冬どりタマネギは、食べる分だけ収穫するスタイルが
適しています。残っているのを後日収穫する頃には更に太ってくれますので。


▼寒味(寒締めホウレンソウ)
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虫害に合い壊滅かと思われましたが、虫取りに励みつつ少しは食べれそうになってきました。でも、こちらの地域ではまだ霜が降りていないので、もうしばらくはおあずけです。


▼白菜とキャベツ
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防虫ネットがパンパンになってきました。
そろそろ外したいのですが、まだ蛾が飛び回っているので・・・。

▼白菜はそろそろ取り頃かな
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▼キャベツはまだしばらくかかりそう
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▼ダイコンなどは適宜収穫中~
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▼雨除け屋根をハウス風に…
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このビニールの中に、イチゴを植えています。

▼品種によっては実りつつあります^^
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全部の株がこんな感じになっていたらよかったのに。。。
品種によって生長具合がマチマチです。
この実はクリスマスまでに色着くか?


▼本日の種まき
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寒味と春神楽を一畝づつ蒔いてみました。
この時期の種まきは経験ないので無事に育つか不安かも。

14/12/06 ジャガイモ収穫

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秋ジャガイモの収穫

霜が降りて葉も萎れたので、秋ジャガイモをすべて掘り上げました。
今年は農林1号を1.5kg植え付けして収穫できたのは15kgと例年通り^^;
ジャガイモは未だ豊作とならず。。。
しかも今年は病斑のおまけ付き

▼今年の秋ジャガ
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2畝で育てていたんだけど、マルチしていた側の畝はすべて病斑付き。
マルチなしのほうでは病斑は出ていなかった。

▼こんな病斑です
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Q.さて、これはなんという病気でしょう?

  1.そうか病
  2.粉状そうか病
  3.亀の甲病


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A.私には判別できませーん(汗)

 恐らくは、「亀の甲病」または「粉状そうか病」だと思います。

<病原菌>
  そうか病   :ストレプトマイセス属菌(細菌)
  粉状そうか病 :糸状菌(かび)
  亀の甲病   :ストレプトマイセス属菌(細菌)
<多発条件>
  そうか病   :アルカリ性土壌・高温・乾燥
  粉状そうか病 :酸性土壌   ・低温・多湿
  亀の甲病   :アルカリ性土壌・高温・乾燥

似たような症状の似たような名前の病害ですが、多発条件が正反対とか…。
どちらにしても、病原菌(残渣や掘り残し)を畑に残さないようにして、
しばらくはそこでのジャガイモ作付けは避けることが良さそうです。



▼畑のイチゴ
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1週間で、すっかり色づきました。
イチゴは色づく日数が長いほど甘くなるようですので
たった1週間では大して甘くないだろうと思いましたが、
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意外にも甘くて美味しかった~♪
まだまだ花が幾つか咲いているのでクリスマス頃にも収穫できそうです。

▼庭のイチゴ
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庭で育てているイチゴも何気に色づいてきています。
こちらは形も歪で小柄です。
保温もしていないし、日当たり悪いため、収穫する前に消滅するかも?

14/12/13 通路の掘り下げ

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久々に登場、シバウラ「畑楽」くん

今の畑に移ってからは、やや大きすぎて取り回し困難のため、
ほとんど出番なしで眠ってましたが、久々に出番が来ました。
久々すぎてキャブレターなどの動きが悪く15分程整備してから運転です。

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稼働10分後♪

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これで終了~♪
またしばらく出番なしかな。

なにをしたかというと、以前から雨天後の排水の悪さが気になっており、
隣の区画の方と相談して、通路を20cm掘り下げさせてもらいました~。
「畑楽」で掘り上げたあとの土は手作業で処理しました。

これで来年のメロン栽培の下準備が少しだけ進展しました。
というのも、来年は↓こんな感じに区画を使う予定で、
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メロン畝をこの向きにするつもりなので、
隣の方の区画と自分の区画の間にある通路の水捌け向上が必要だったのです。


▼冬どりタマネギ「シャルム」
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ようやく、10cmオーバーの玉も出来はじめました。今現在10.8cm。
(といってもこれひとつだけ…)


▼いちご
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先週に引き続き、次々と赤く色づいてきています。
更に花も咲いてくれていますので、お礼に液肥を追肥しました。

▼こちらはまだ早いかな?
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収穫は1週間後のようですね。


▼ニンジン「ちはま五寸」
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8/31播種のニンジンは収穫時期となったようで、
間引きも兼ねて食べる分ずつ収穫を開始しています。

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 今日収穫したニンジンを
 100%ジュースにしてみました。
 
 糖度もそれなりにあって
 意外と美味しかったですよ♪
 
 
 



地下水位と作物生育との関係

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地下水位と作物生育との関係

↑これ、ネットで調べた作物生育に適した地下水位。
資料によっては多少前後したりしていたけれど、見つけた資料を総合判断すると、この図で大方間違っていないはずです。

なぜ、このようなものを調べたのかというと、以前から畑の排水が気になっていて排水溝を掘ったりしているのですが、その効果と効能をまとめておき、どこに何を作付けするかの検討材料として使いたかったからです。

ホウレンソウやニンジンの地下水位が、思っていたより深いほうが適するということも判り、それなりに重宝しそうです。
そして、私が来年の夏に、区画の大半のスペースを使用して栽培予定の「メロン」と「サツマイモ」は地下水位70cmと適水位がかなり深いということも判りました。

この資料を役立たせるためには、実際の畑の地下水位を把握しておく必要があります。そのための方法として、新潟県農業総合研究所が発信されている情報を使わせて頂きました。
↑こちらがその方法です。(圃場地下水位の簡易測定法)


▼穴あけ器具と埋め込みパイプ
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穴あけ器具は、以前から持っている「浅香工業 金象印 Wらせん穴掘りSD-75」を使用し、パイプは穴の径に合わせて塩ビ管65mm(外径75mm)を準備しました。
この穴あけ器は全長90cmなので、延長改造なしでOK。
パイプには、10cm間隔で水が浸入するための穴を開けました。


▼穴あけの様子
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先端のラセン状となっている部分が土をすくい取る構造となっていますので、10cm程度ずつハンドルを回して掘っては土を出すの繰り返しで掘り進めます。割と簡単に数分で穴が開き、9回目で90cmの深さの穴が開きます。

実際には40cmくらいから土の色が変わり、60cmぐらいに耕盤がある様子でした。そこだけは少し力が要りますが、あとはかなり軟らかい感触でした。


▼パイプ設置
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準備した1mのパイプを穴の底まで押込み、木槌で更に押し込んで固定します。

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普段はキャップで蓋をしてゴミや雨が入らないようにし、測定するときだけ中を覗いて地下水位をメジャーで測る予定とします。

本日は2箇所、借りている区画のほぼ対象位置に設置しました。
設置4時間後に中を覗いてみましたが水はまったく見えませんでしたので、恐らく今現在の地下水位は90cmより深い位置にあると思って良さそうです。

これからは菜園に行く都度、測定して記録していき、気象庁の雨量データと照らし合わせながら傾向を把握していこうと思います。

作物の生育に適したpHと測定機器

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作物の生育に適応した土壌pHについて

昨年育てた秋ジャガの表面に初めて病斑が発生したことから、土壌pHについて気になり調べてみました。上の図は、竹村電機製作所の土壌酸度測定器デメトラDM-3及びDM-13の取り扱い説明書のデータをグラフ化したものです。オレンジ色のバーが示すpHが生育に最適とされているpH濃度となります。(赤丸はその平均値)


▼手持ちの土壌酸度計
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2つ所持しています。いずれも土壌に挿して測定する簡易式(特殊合金による起電力を利用した電池不要の測定器)です。DM-3は8年位前に購入したが、測定結果が参考にもならないため殆ど使わずにしまってあった物。SK-910A-Dは土壌水分を測定するために昨年購入した物です。

これらを使用してジャガイモを育てていた土壌のpH濃度を測定してみます。


▼DM-3の測定結果
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挿す度に異なる結果が出てしまいました。きっと使い方に誤りがあるのだろうということで、取扱い説明書をDLして読んで見ると・・・。


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なるほど・・・やはり、ただ挿すだけでは駄目なようです。
それではということで、説明書に沿って実践してみました。

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このやり方を行うと、ほぼ毎回同じ結果が出るようになりました。
再現性もあるため、pH6.0だったのかと思ったのですが・・・。


▼SK-910A-Dの測定結果
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DM-3では、6.0と思われた土壌pHが、この測定器ではpH7.5付近を示します。
場所を変えて何度挿し直しても7.0~7.6の間を行ったり来たり。
平均するとやはり7.5付近です。

どちらを信用すべきか・・・どちらも信用できない?
色々と調べていくうちに、土に挿すだけの「起電式簡易土壌酸度測定器」というものは、測定誤差が±0.5もあるということや、信頼性に著しく欠けると書かれているユーザー記事なども見かけ、この方式での測定ではダメなんだろうなという結論に至りました。

そして、別の測定方式で安価な品を物色し、以下の方式のものを入手してみました。

 1.ガラス電極式pHメーター
 2.pH試験薬



▼ガラス電極式pHメーター(送料込1,350円)
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安物ですが、基準液も粉末で付属しており、1点校正が可能な品です。
校正後に測定した結果、pH7.6となりました。


▼pH試験薬(送料込459円)
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色で判別するのは正直苦手なのですが、pH7.0以上8.0未満なのでpH7.5ぐらいと判定できると思います。(写真だと更に判定しずらい色に見えてしまっていますが実物ではもう少し判定しやすい色でした)


▼これらすべての結果をまとめると、
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今回、秋ジャガを育てて病害が発生した土壌のpH濃度は7.5であったと結論付けます。ちなみにジャガイモの最適pH濃度は4.5~6.0ですのでアルカリ側に大きく外れていたということとなります。

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よって、今回の病名は「亀の甲病」で決まりです。
なぜそう言えるのかは↓こちらの記事を参照ください。


では、なぜpH7.5まで上がっていたのか・・・

畝立て時に石灰は撒いていないけど、草木灰はそこそこ撒いた。。。
ジャガイモの前作はイチゴだったけど、その時も石灰はほとんど入れていない。
あとは、ジャガイモ畝立て時には牛糞堆肥を大量に混ぜた記憶もある。

▼念のために牛糞堆肥のpHを測定
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これかも…???

ちなみに、どの畝を測ってもpH7.0~8.0(8.0の畝は石灰をいつも通りに撒いた場所)でした。色々と調べた結果、この堆肥を使っている間は石灰不要だということも判ってチョットすっきりしました♪

ホモシプス根腐れ病防除の検討

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今年(2015年度)のメロン栽培予定地

赤線で囲った約9×3mのエリアが、今年のGWからメロンを育てる予定地です。
次々と収穫が終わり、あと3畝空けば土作りを開始できるようになります。
今日は畑に行く途中、コイン精米所に寄って米ぬかをもらい、空いた区画の上に降りかけてきました。

実はここの土をどのように料理するか少し頭を悩ませていまして、
pHが7.5程度あるという事実が予定外でした。
というのも、ホモシプス根腐れ病対策として「あること」を予定していた
のですが、既にpHが高いということで変更せざるを得ないためです。


<ホモシプス根腐れ病>

ウリ科全般に起きる根腐れ病の代表的なものに「ホモシプス根腐れ病」があります。昨年この地で育てたスイカ、メロンにこれに似た症状が出ていました。どのような症状かと言うと、
  「晴天の日中に萎凋し、朝夕や曇雨天日には回復する症状を繰り返す
  「下葉から徐々に黄化し、やがて枯死
といった、なんともやっかいな病害です。
この現象が出始めるのは着果した実がある程度のサイズになった頃。この頃がもっとも根に負担がかかるため現象が出始めます。
同様な現象を経験したことがある方は、意外と多いのでは?

昨年のスイカ栽培では後半この病害で収量半減し早々にリタイアしました。メロンはなんとか踏ん張ってくれた品種もあったけど、1株あたりの収量が減る結果となりました。
そんな訳で、まだ菌が残っているから今年は対策をとる必要があります。


○ちなみに、栽培過程で以下の操作を行う事で、
 被害を最小限にすることも可能で、実際やっています。

  1.果実の着果負担を減らす(1株1果と数を制限して根の負担を軽減
  2.常に遊び蔓を伸ばすことで根の生長を止めない(腐る分を補う)

1をしないと全滅するパターンが多いです。2は生長点が伸びる=根も同様に生長するので、整枝時は根の状態を想像しながら行うのですが、ある程度経験を積まないと理解しがたいかもしれません。


では本題です。

農研機構が紹介されている「ウリ科野菜ホモシプス根腐病被害回避マニュアル」というものがありまして、そちらを参考に「転炉スラグ」を使って被害を軽減する予定としていました。
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/045933.html


<転炉スラグで土壌pH改良>

土壌pHを高くすることで、根腐れ病を軽減するという方法です。使用する改良剤として推奨されているのが「転炉スラグ」。商品名としては、「てんろ石灰」や「ミネカル」がそれに該当します。処理目標としてのpHは7.5。通常の野菜栽培で推奨されるpHよりはるかに高い数値です。ちなみにメロンは6.5~7.0が推奨範囲となります。ここまでpHを高くしてしまうと微量要素欠乏症が心配されますが、転炉スラグで上げた場合は微量要素欠乏症が出にくいという特徴があるため、病害を軽減する方法として推奨されているのです。

ということで、この方法で軽減を図るつもりだったのですが、既にpH7.5あるので断念することとしました。
ちなみに自根栽培のメロンでは実用的な被害軽減効果が得られないことが確認されているようなので、この処理をした場合のメロンは接ぎ木かなとも思っていたのですが、この点も断念の理由として加えておきます。


ではどう対策する?ということで、本日検討して決めました。
次の方法をとる事にします。


<土壌還元消毒>

太陽熱消毒と似たような名前・やり方の方法ですが、全然異なる方法です。
これは熱で菌を死滅させるのではなく、酸欠で菌を死滅させる方法なのです。

 ○方法
  1.米ぬかを1㎡あたり1kg蒔いて土と混ぜる
  2.潅水チューブなどで十分潅水する(湛水状態)
  3.透明ビニールで被覆する(完全に密閉)
  4.約3週間放置する

地温30℃以上となれば米ぬかを養分として微生物が急速に増殖し、土壌が湛水状態であることで、微生物による酸素の消費によって無酸素状態となり、土壌は還元状態となる。その結果、酸素を必要とする土壌病害虫が死滅したり増殖が抑えられたりするという仕組みとなります。また、太陽熱消毒と同じく熱による消毒効果や、還元状態で生成される有機酸による殺菌・殺虫効果も加わるそうです。
さらに、土壌の排水性の向上、物理性の改善も期待できそうです。

具体的は方法としては、
  ・「土壌還元消毒法
探せば情報はいくらでもあるので、これらを参考にすすめていく予定ですが、
問題もあります。

GWの定植までに済ませる必要があるのであまり気温が高くない状況です。
そんな中でうまく出来るのかが問題です。
4月にならないと無理かもしれません。ギリギリだなー^^;

あとは、「黒点根腐病」に対する防除効果がまったく無いという点です。
昨年の症状から「ホモシプス根腐病」と疑っていますが、同じ症状に「黒点根腐病」もあります。後者だった場合はあきらめるしかないかなと思っています。

15/02/28 春ジャガの植え付けなど

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今年のメロン栽培地は・・・

巨大な雨除けを組み立てました。
間口2.7m、高さ2.2m、奥行8.6m 
もはや、雨除けというよりは小型ハウスに近いかも。。。


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まずは、牛糞堆肥のみ入れてあります。
この状態で土のサンプルを採取し、カインズに土壌診断を依頼しました。
結果を見て、この先どうするかを決める予定です。


▼ジャガイモ種芋
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本日は、春ジャガを植えてきました。
品種は、シンシアを0.5kgとキタアカリ1.0kgです。
数週間前から「浴光育芽」してあり、
2日前に大きい種芋だけカットを済ませました。


▼シンシア植え付けの様子
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マルチ栽培にするので、穴を開けて種芋を落とし込みましたが、更にその上に米ぬかを降ってみました。種芋に直接肥料を乗せるのはナンセンスな話なのですが、これは現代農業2010年6月号に掲載されていた「土中米ぬか施用」という方法。
そうか病が激減する方法ということで、採用してみました。昨年の秋にpHが高すぎて「そうか病」類が発病したため、今年はこの方法でそうか病激減するのか試してみます。ちなみにこの土壌のpHは7.6ありました。


▼キタアカリのマルチ栽培
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こちらに植え付けたキタアカリは、pH6.7でしたので、普通に植え付けました。


▼サツマイモ伏せ込み予定地
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今年は昨年収穫した安納芋を伏せ込んで苗作りをする予定で準備しています。
伏せ込みは、3月中旬頃を予定しているため、温度が少し不足しますので、踏込温床にする予定です。
まずは、苗床の溝掘りを行い発酵資材を少し入れて踏み込んでみました。発酵資材は全然足らないため、来週は落ち葉拾いをしてくる予定です。


▼夏野菜の育苗の様子
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夏野菜の苗作りも、ボチボチと始めています。
早い段階で種子を入手していたものは、そこそこのサイズになりましたが、最近になって選んだ品種は、まだまだこれからです。
一番大きくなっているナスは、「フィレンツェ」
今年はこのナスを育ててみようと思います。

15/04/11 ナス・ミニトマト定植

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フィレンツェ定植

現代農業に「ヴィオレッタ・ディ・フィレンツェが 飛ぶように売れる」という記事が載っていた。http://www.ruralnet.or.jp/gn/201502/kant.htm
なんでも、ナス嫌いな人にも受け入れられる品種なのだそうだ。
うちはナス大好き一家なのであまり関係ないが、「皮が軟らかい」というのと見た目が気に入ったので種を仕入れて育苗し、3月下旬に定植しました。
定植後に寒の戻りもありましたが、大苗に育っており、トンネルもしているので特に問題なく生長しています。

▼ヴィオレッタ・ディ・フローレンス?
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種袋を見ていておかしなことに気が付いた。

フィレンツェのスペルは、
「Violetta di Firenze」のはずが、
私の買った種袋には、
「Violette di florence」と書かれている。

フィレンツェはイタリアの品種だが、私のはフランスのようだ。
フレンツェをフランス読みすると、フローレンスとなるのか?

純粋なイタリア産ではないようで、残念だが、それも面白いか。


▼庭にもフローレンス(フィレンツェ)定植
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自宅庭に植えたのは畑よりも更に先。3月中旬頃でした。
畑だったら多分アウトだろうけど、自宅庭だと寒の戻りの影響を受けにくいので問題なく育っています。トンネルなしでも問題ありません。


▼今年の自宅庭は・・・
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2年前までは、ネットメロンばかりを育てていた自宅庭は、今年はイチゴだらけ。
自宅でイチゴ狩りを目論んでます^^


▼ミニトマト定植
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こちら、最近話題になりつつあるミニトマト「CFプチぷよ」。

「赤ちゃんのほっぺのような新食感」が売り文句ですが、
なんだか怖いこと書くな~と思いつつも、種から育ててみました。
こちら、本日定植。
結構、評判が良い品種なので、どんな実なのかお楽しみ~♪

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ミニトマト育てるのは、どちらかといえば苦手だけれど、
今回は真面目に育ててみるつもり。
まずは、強風対策で行燈設置。


15/04/22 育苗中の苗など

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今年は割り接ぎに挑戦

こちら、芽が出たばかりのマクワウリとカボチャです。
以前、マクワウリを育てた時の感想として、「自根は弱い」でした。
菜園仲間さんの育てている「接木苗」は元気だな~と。。。
そんなことで、今年はマクワウリの割り接ぎに挑戦してみました。

種を蒔いたのは3/8で、接木したのは3/18です。

穂木は、金太郎(F2)
台木は、新土佐1号かぼちゃです。

▼接ぎ木直後の様子
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どんな風に接いだのか、やりながら撮れるものじゃないので
割愛いたします^^;
タキイHPのスイカの割り接ぎ参考にしました。 


▼その3日後
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暗くてわかりずらいですが、萎れています。
ま、失敗かなと思って諦めていたのですが、

▼さらに1週間後・・・
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生きていました。

▼接ぎ木から1ヶ月経過
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途中、鉢上げもしましたが、すっかり定植適期です。
今週末に定植してみます。

▼バナナマクワも接ぎ木~
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上2つが接ぎ木したバナナマクワで、下1つは同時期に蒔いた自根苗。
接木すると、一時的に生長がストップするため、
ここまで生育に大きな差ができるんですね。
こちらは3/22播種、4/1接木なのですが特に生長が遅い感じ。
GWには仕上がるかな~?


▼今年のカボチャは、
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やっぱり「すくなカボチャ」が一番美味しいなということで、
甘龍の種を買って育てています。こちらも週末定植予定。


▼メロン苗は。。。
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GW定植に合わせて播種し、今現在は本葉1.5枚。
至って順調!
品種は「オルフェ、黄美香、エリカ」です。


▼栽培予定地
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こんな感じになってます。
ぼちぼち準備万端に近づいています。

15/4/30 ネットメロン定植

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ネットメロン定植

本年度のネットメロン栽培を予定通りに始めました。
●雨除け
●高畝
●地温確保
●適正な土壌水分
この4つのキーワードが、今後の順調な生育を進める「鍵」であり、
すべて整えて定植を済ませたので一仕事終えた気分です。
あとは、「ほっといても育つ」は少し言いすぎかもしれませんが、
いつものように栽培を進めれば、食べきれない程の収量となるでしょう。
かれこれ十数年栽培してきた経験上、定植時の環境整備で結果が決まります。


▼マクワウリとスイカも定植
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自分で接ぎ木した「金太郎F2」と「バナナマクワ」も定植しました。
真ん中がバナナマクワ、両脇が金太郎です。
金太郎は生育良好で、定植してからグングンと子蔓が伸びだして順調です。
奥に見える大きなベット畝はスイカ畝。

▼スイカ(ナショナル)
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この品種、育苗の時から育ちが良く、双葉が異常にデカく育ちました。
昨年も育てた品種で、糖度はそれ程高くはないのですが、
風味が非常に良く美味しかったため、今年も育てています。
某農家では、「ゴジラのたまご」という商品名で売り出されている品種です。


▼トマトハウス
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今年はトマトも真面目に育ててみようと思い、トマトハウスを建てました。
イボ支柱とトンネル支柱を組み合わせただけですが、畝2つをすっぽり覆い尽くす程の大きな雨除けハウスです。

▼中の様子
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右側が大玉トマト畝、左側がミニトマト畝。
大玉は「桃太郎ファイト」、ミニは「CFプチぷよ」です。
通路も広めにとってあるので、作業はとてもやりやすいですよ。

なんとなく、この通路もったいないと思い始め、余計な事を考えています。
自家採種した「夕張メロン」の種を本日播種しました。
通路に遊びで一株育ててみようかなと思っています。

15/05/30 ジャンボニンニクの収穫

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ジャンボニンニクの収穫

少し早いけど、次の作物を植えたくてジャンボニンニクを収穫しました。
掘るのが早すぎたため全体的に小柄ですが、これだけあれば来年の今頃まで十分持つので問題ありません。
今回は、はじめて「木子」も育ててみました。
木子から育てると1球ニンニクになるんですね。面白いです。
この1球ニンニクは食べずに9月に植えて更に大きくしてみます。


▼シンシアも収穫
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植え付け前の土壌酸度がpH8.0あったため、「そうか病」対策として
生の米ぬかを植え付け時に降りかけました。
そのおかげでまあまあ肌の綺麗なものが収穫できました。
しかし、相変わらず私が育てると収量は少ないです。。。。(8.6倍)


▼夏野菜も収穫~
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キュウリはイカン。。。週イチではムリか。
ズッキーニも大きくなりすぎると困るんで小さなうちに収穫。。。


▼ネットメロンの様子
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生育良好です。














15/07/12 メロン栽培の様子

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あと2~3週間で収穫予定のネットメロン

随分とブログをさぼっていますが、ネットメロンは順調に生育しております。
定植した15株、ひとつも欠株なく、もうすぐ収穫が始まります。
今着いている実の収穫を終えた株は順次棚上で次の実を着けて
例年通りにこのまま棚上栽培に移行します。


▼今年は庭でも
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庭でネットメロンを育てるのは3年ぶり。
全部で14株育てています。


14/12/13 通路の掘り下げ

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久々に登場、シバウラ「畑楽」くん

今の畑に移ってからは、やや大きすぎて取り回し困難のため、
ほとんど出番なしで眠ってましたが、久々に出番が来ました。
久々すぎてキャブレターなどの動きが悪く15分程整備してから運転です。

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稼働10分後♪

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これで終了~♪
またしばらく出番なしかな。

なにをしたかというと、以前から雨天後の排水の悪さが気になっており、
隣の区画の方と相談して、通路を20cm掘り下げさせてもらいました~。
「畑楽」で掘り上げたあとの土は手作業で処理しました。

これで来年のメロン栽培の下準備が少しだけ進展しました。
というのも、来年は↓こんな感じに区画を使う予定で、
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メロン畝をこの向きにするつもりなので、
隣の方の区画と自分の区画の間にある通路の水捌け向上が必要だったのです。


▼冬どりタマネギ「シャルム」
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ようやく、10cmオーバーの玉も出来はじめました。今現在10.8cm。
(といってもこれひとつだけ…)


▼いちご
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先週に引き続き、次々と赤く色づいてきています。
更に花も咲いてくれていますので、お礼に液肥を追肥しました。

▼こちらはまだ早いかな?
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収穫は1週間後のようですね。


▼ニンジン「ちはま五寸」
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8/31播種のニンジンは収穫時期となったようで、
間引きも兼ねて食べる分ずつ収穫を開始しています。

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 今日収穫したニンジンを
 100%ジュースにしてみました。
 
 糖度もそれなりにあって
 意外と美味しかったですよ♪
 
 
 


地下水位と作物生育との関係

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地下水位と作物生育との関係

↑これ、ネットで調べた作物生育に適した地下水位。
資料によっては多少前後したりしていたけれど、見つけた資料を総合判断すると、この図で大方間違っていないはずです。

なぜ、このようなものを調べたのかというと、以前から畑の排水が気になっていて排水溝を掘ったりしているのですが、その効果と効能をまとめておき、どこに何を作付けするかの検討材料として使いたかったからです。

ホウレンソウやニンジンの地下水位が、思っていたより深いほうが適するということも判り、それなりに重宝しそうです。
そして、私が来年の夏に、区画の大半のスペースを使用して栽培予定の「メロン」と「サツマイモ」は地下水位70cmと適水位がかなり深いということも判りました。

この資料を役立たせるためには、実際の畑の地下水位を把握しておく必要があります。そのための方法として、新潟県農業総合研究所が発信されている情報を使わせて頂きました。
↑こちらがその方法です。(圃場地下水位の簡易測定法)


▼穴あけ器具と埋め込みパイプ
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穴あけ器具は、以前から持っている「浅香工業 金象印 Wらせん穴掘りSD-75」を使用し、パイプは穴の径に合わせて塩ビ管65mm(外径75mm)を準備しました。
この穴あけ器は全長90cmなので、延長改造なしでOK。
パイプには、10cm間隔で水が浸入するための穴を開けました。


▼穴あけの様子
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先端のラセン状となっている部分が土をすくい取る構造となっていますので、10cm程度ずつハンドルを回して掘っては土を出すの繰り返しで掘り進めます。割と簡単に数分で穴が開き、9回目で90cmの深さの穴が開きます。

実際には40cmくらいから土の色が変わり、60cmぐらいに耕盤がある様子でした。そこだけは少し力が要りますが、あとはかなり軟らかい感触でした。


▼パイプ設置
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準備した1mのパイプを穴の底まで押込み、木槌で更に押し込んで固定します。

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普段はキャップで蓋をしてゴミや雨が入らないようにし、測定するときだけ中を覗いて地下水位をメジャーで測る予定とします。

本日は2箇所、借りている区画のほぼ対象位置に設置しました。
設置4時間後に中を覗いてみましたが水はまったく見えませんでしたので、恐らく今現在の地下水位は90cmより深い位置にあると思って良さそうです。

これからは菜園に行く都度、測定して記録していき、気象庁の雨量データと照らし合わせながら傾向を把握していこうと思います。

作物の生育に適したpHと測定機器

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作物の生育に適応した土壌pHについて

昨年育てた秋ジャガの表面に初めて病斑が発生したことから、土壌pHについて気になり調べてみました。上の図は、竹村電機製作所の土壌酸度測定器デメトラDM-3及びDM-13の取り扱い説明書のデータをグラフ化したものです。オレンジ色のバーが示すpHが生育に最適とされているpH濃度となります。(赤丸はその平均値)


▼手持ちの土壌酸度計
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2つ所持しています。いずれも土壌に挿して測定する簡易式(特殊合金による起電力を利用した電池不要の測定器)です。DM-3は8年位前に購入したが、測定結果が参考にもならないため殆ど使わずにしまってあった物。SK-910A-Dは土壌水分を測定するために昨年購入した物です。

これらを使用してジャガイモを育てていた土壌のpH濃度を測定してみます。


▼DM-3の測定結果
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挿す度に異なる結果が出てしまいました。きっと使い方に誤りがあるのだろうということで、取扱い説明書をDLして読んで見ると・・・。


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なるほど・・・やはり、ただ挿すだけでは駄目なようです。
それではということで、説明書に沿って実践してみました。

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このやり方を行うと、ほぼ毎回同じ結果が出るようになりました。
再現性もあるため、pH6.0だったのかと思ったのですが・・・。


▼SK-910A-Dの測定結果
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DM-3では、6.0と思われた土壌pHが、この測定器ではpH7.5付近を示します。
場所を変えて何度挿し直しても7.0~7.6の間を行ったり来たり。
平均するとやはり7.5付近です。

どちらを信用すべきか・・・どちらも信用できない?
色々と調べていくうちに、土に挿すだけの「起電式簡易土壌酸度測定器」というものは、測定誤差が±0.5もあるということや、信頼性に著しく欠けると書かれているユーザー記事なども見かけ、この方式での測定ではダメなんだろうなという結論に至りました。

そして、別の測定方式で安価な品を物色し、以下の方式のものを入手してみました。

 1.ガラス電極式pHメーター
 2.pH試験薬



▼ガラス電極式pHメーター(送料込1,350円)
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安物ですが、基準液も粉末で付属しており、1点校正が可能な品です。
校正後に測定した結果、pH7.6となりました。


▼pH試験薬(送料込459円)
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色で判別するのは正直苦手なのですが、pH7.0以上8.0未満なのでpH7.5ぐらいと判定できると思います。(写真だと更に判定しずらい色に見えてしまっていますが実物ではもう少し判定しやすい色でした)


▼これらすべての結果をまとめると、
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今回、秋ジャガを育てて病害が発生した土壌のpH濃度は7.5であったと結論付けます。ちなみにジャガイモの最適pH濃度は4.5~6.0ですのでアルカリ側に大きく外れていたということとなります。

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よって、今回の病名は「亀の甲病」で決まりです。
なぜそう言えるのかは↓こちらの記事を参照ください。


では、なぜpH7.5まで上がっていたのか・・・

畝立て時に石灰は撒いていないけど、草木灰はそこそこ撒いた。。。
ジャガイモの前作はイチゴだったけど、その時も石灰はほとんど入れていない。
あとは、ジャガイモ畝立て時には牛糞堆肥を大量に混ぜた記憶もある。

▼念のために牛糞堆肥のpHを測定
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これかも…???

ちなみに、どの畝を測ってもpH7.0~8.0(8.0の畝は石灰をいつも通りに撒いた場所)でした。色々と調べた結果、この堆肥を使っている間は石灰不要だということも判ってチョットすっきりしました♪

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